Day1: 生まれました!Vol.3

午後12時40分。

赤ちゃんの心音が途絶えたため、緊急帝王切開をすると告げられた私……。

それから、バタバタと準備をし、1時半に手術室へ。

みうママといとこ、それに来てくれた友達2人が残ってくれ、ファミリールームで待機。

ぴよ君だけは、入っていいとのこと。

写真撮影はOK。

ビデオはNG。

 

オペ室に運ばれた私。

映画とかで見るオペ室は、何重もの扉の向こうにあるけれど、

帝王切開用だからなのか?

廊下から直接入れるようになっていた。

 

オペ室は、女性ばかり約20人に埋め尽くされ、とても賑やか。

ぴよ君は、カメラを持って一緒にスタンバイ。

 

私は、肩から下の麻酔。

肩のところに、見えないように仕切り。

ぴよ君は私の顔のところで待機。

麻酔は、無痛分娩用のに加えて、他の麻酔もしたっぽくて、説明があったけど、よく覚えてない。

私に麻酔が効いているか、何度もていねいにチェックしてくれ、

知らないうちに手術スタート。

 

麻酔医さんは、私の頭の上で待機。

痛みを感じたらいつでも言うようにとのこと。

 

麻酔医さんから、「顔が出てきたよ。今から写真を撮っていいよ」と教えてくれ、

ぴよ君の撮影スタート。

するとすぐに、手術室中、大爆笑。

何が起こっているか分からない私。

ぴよ君も一緒に笑っているけど、本人は、かなり必死だったらしく、この時の記憶はほとんどないらしい。

「顔が出てる」と言われてから、赤ちゃんの声が聞こえるまで、かなり長かった。

「大丈夫かな?」と何度も思った記憶がある。

でも、実際は、数秒とかなのかもしれない。

 

声は、「おぎゃ〜」ではなく、

「き〜、き〜」って感じだった気がする。

 

「赤ちゃん、いつ私に見せてくれるのかなぁ」と思いながら時間を過ごす。

泣き声が聞こえて、10分もたったのかな?

ぴよ君が、まずは写真を見せに来てくれる。

「これが、私の赤ちゃんなんだぁ」というのが、最初の感想。

その後、看護師さんが、きれいにしたJr.君を見せに来て、顔のところにJr.君を置いてくれる。

どうすればいいか分からず、若干戸惑う。

かわいい。

ちゅ~してみる。

かわいい。

しばらく写真撮影をして、ぴよ君と赤ちゃんは外へ。

初めての出産。

感動で泣くかと思ってたけど、泣きはしなかった。

 

私は、そこから約1時間、手術室で、後処理をされる。

手術室が寒すぎ、途中で鼻が詰まって、息苦しくなってきて、酸素を注入してもらう。

く、苦しい〜。

 

手術室から出ていく、先生や看護師さんが次々に声をかけてくれる。

さすがアメリカ!

「超可愛い赤ちゃん」「こんなハンサムな赤ちゃん見たことない」「お母さん、Good Job」と、

褒められまくる。

 

私が手術室を出る時、時計を見たら、3時半。

ちょうど2時間手術室にいたことになる。

Jr.君が生まれたのが、2時16分だから、それから約1時間……。

 

私は、Jr.君とぴよ君が待つリカバリールームへ。

ここは、帝王切開した人が赤ちゃんと過ごす部屋らしい。

個室ではなく、カーテンで仕切られた大部屋。

私が戻ってくるまでの間、ここで赤ちゃんは、体重や身長を測られたり、

いろんな検査をされていたらしい。

 

あと、私が妊娠糖尿病だったので、Jr.君の血糖値も測定したらしい。

妊娠糖尿病の人の子供は、低血糖で生まれてくることが多いのでそのためのチェック。

リカバリールームで測定した1回目は、血糖値が低すぎて、

すぐに甘い何かを口の中に塗ったとぴよ君が言っていた。

 

普通分娩の場合は、分娩室で、これらの検査を全部済ませられるようになっている。

ぴよ君は、赤ちゃんの写真を撮りまくり、

外で待機していたみうママたち&友達に送りまくっていたらしい。

私が戻ってきたことを知ったみうママといとこが、部屋の前までやってくるが、

入れてもらえなかったようだ。

ドアの隙間から、覗いて、私の顔を見て、少しホッとしたらしい。

 

リカバリールームに着いて、私がまずさせられたことは、授乳。

この病院では、赤ちゃんを産んだらまず授乳。

自然分娩の場合は、産んだそのまま、赤ちゃんをお母さんの胸のところに連れてきて授乳をさせると言っていた。

私は、ちょっと遅くなっちゃったけど、とにかく授乳。

おっぱいなんて全く出ないけど、とりあえず、咥えさせて、

Skin to Skinで、Jr.君とコンタクト。

これが大切らしい。

Jr.君は、上手におっぱい飲むんだね。

 

ここでも私、息苦しくなり、酸素注入。

さらに、血圧がすごく下がっていて、上が60を切ってしまった。

私的には、そんなに体の変化はなかったけど、あとから来たみうママは、「顔が青かった」と言っていた。

1時間ぐらいたって、みうママ&いとこも中に入れてもらえて、Jr.君と対面。

入院部屋は1人しか泊まることができないので、2人は家に帰り、私たちは部屋へ。

部屋は、個室で、分娩室のに比べると4分の1ぐらい(多分10畳ぐらいかな?)。

1人用のソファーベッド、オットマン、テーブルがあり、バスルームとミニバーも完備。

私のベッドとソファーベッドの間に、赤ちゃんのベッド。

私は、まだまだ点滴で痛み止めを注入され、尿管には管が……。

 

さてさて、お腹がすいたぞ〜!

昨日の夜から何も食べてない。

食べられるぞ〜!

と、喜んでいたけれど、夕ご飯はダメと言われる……。

いやん。

いやん。

じゃぁ、シャワーは?

昨日の朝から浴びてないけど……。

これもダメ……。

いやん。

シャワーも浴びられず、ひもじい思いをしながらJr.君と過ごす、初めての夜を迎えました。