アメリカのパスポートは、郵便局や図書館などで申請できます。
一般的には、届くまでに6週間〜8週間もかかるとのことなので、急がなければと準備を進めました。
16歳以下の子どもの申請に必要なもの
1:申請書類(DS-11)
2:出生証明書
3:親子を証明する書類または保護者であることを証明する書類(出生証明書でOK)
4:2 Inch X 2 Inchの写真
5:親2人のID(子供を連れて両親で申請に行く必要があるが、もし行けない場合は追加書類を準備すればOK)
情報は、「US Passport & International Travel」のサイトにあります。
申請料
申請料は$80とプロセスフィー$25。
アメリカらしく、「追加料金$60を払えば、早くしてあげるからね」っていうシステムもあります。
プロセスタイム
Routine Service ー 6〜8週間
Expedited Service (追加$60)ー 2〜3週間
Expedited Service at Agency (追加$60)ー 8営業日
日本への帰国予定は、2ヶ月後以降なので、今回はRoutineで申請することに。
申請書類
申請書類は、「こちら」から書き込むことができるので、事前に書いていきました。
特に難しい項目はありませんが、必須で「Occupation」を書くところがあり、子供の場合、ここは「Child」でいいそう。
写真
座ることのできない子供の正面の写真を撮る場合、シーツやボードの上に寝かせて撮るのが一番簡単な方法。「US Passport」のページによると、カーシートに布をかぶせて座らせて撮るのも良いと書いています。
子供の写真を撮るのは時間がかかるので、機嫌が良い時にとっておくといいかも!
Jr.君は、とにかく動きまくりなので、2人であやしながら、上を向かせて、止まっている瞬間を撮るのが難しかったです〜。
ぴよ君は、写真家なので、赤ちゃんの証明写真でお困りの方は、ご相談くださいね〜。
出生証明書
カウンティ発行のオフィシャルのものと、コピーも1部持って行きました。これは、パスポートとは別に返却されるそうです。
親または保護者のID
ドライバーズライセンスをコピーしていきましたが、その場でコピーする必要があるということで、再度コピーを取られました。なぜかコピー代を1ドル取られました〜。
体験談
書類を揃えて「US Passport」のページから、近くの「Acceptance Facility」を検索すると、4マイル以内に約10ヶ所あり、ほとんどが予約のみでしたが、アポなしで行けるところが2ヶ所あったので、そのうちの1つの郵便局に行ってみました。
オープン時間が、8時半〜3時でということだったので、1時過ぎに到着。
すると、張り紙があり、「パスポート申請は早いもの順です。朝8時半のドアが開く前に来て並び、サインアップをしてください。1日12人まで受け付けます」と。
郵便局の人に、詳細を聞くと、
「明日の8時半に来て並べばいいよ」と。
「じゃあ、8時に来て並べばいいね」というと、
「え?何で8時?8時半オープンなのに?」と。
アメリカ人、早く来て並ぶという発想がなかったらしい。
他の場所なら、今日アポが取れるかもと思い、電話をかけてみると、どこも、「1ヶ月先まで予約がいっぱいだ」と言う。
明日、出直そう。
ということで、次の日、朝8時に出直し。
すると、前に5人ほど並んでる人が……。
そのうち、3人がアジア人……。
結局、オープン前に20人以上が列を作りました。
8時半にドアが開き、サインアップ。
パスポート申請は、10時開始で私たちの予約時間は12時。
けれど、ここはアメリカ!
いろいろスゴイぞ!!
「1日12人までだけど、今日は並ん出る人が多いから、もう少し多く受け付けます。パスポートの業務開始は10時スタートだけど、今から始めるので待っててもらえれば早くできるかも。」
ってことで、サインアップはあまり関係なく……。
私たちは、とりあえず待つことに。
9時ぐらいに呼ばれ、手続きを開始したのに、なんと私がIDを忘れてしまい帰される……。
コピーして行った方がいいかと思って、スキャンしてスキャナーに忘れちゃったよぉ!!
チャイニーズのおばちゃんに、「IDのコピーを持ってきてもダメ」と言われ、
産後うつの私、泣きそう……。
一旦、取りに帰って、10時前に郵便局到着。
前の人がすぐに終わり、手続き開始。
おばちゃん、今回はニコニコ。
まず、Jr.君の英語名を褒められる。
気を良くした私たち、漢字の名前も書いてみせる。
おばちゃん、更に褒める。
「すごい名前だね。Big Guyになるよ」と何度も。
チャイニーズの発音を教えてもらったけど、難しすぎて覚えられず……。
最後に、右手を上げて、「すべての書類に間違いはない」と宣誓して終わり。
手続きにかかった時間は、10分ぐらいでした。
「6週間以内に届くから、もし届かない場合は連絡して。出生証明書は、別メールでその1週間後ぐらいに返却されます」とのこと。
プロセスがどこまで進んでいるかは、「このページ」で調べられるようです。
6週間後、アメリカのパスポートが届くのが楽しみ〜!