子連れトラベルライターのいづみです。
これは、Jr.君の前に、初めて妊娠した時のお話です。
♪2015年10月26日月曜日♪
朝一で保険会社に電話をして、どうすればいいかを聞いてみる。
保険の証書に書いているプライマリードクター(主治医)に電話をしてアポを取るように言われたので、今度はそっちに電話。
アメリカの病院は、なかなかアポなんて取れないのに、ラッキーな事に今日の午後2時半からアポが取れた。
プライマリードクターなんて言っても、今まで病院に行ったことがないので初めて会うんだよね。
病院までは、車で5分。
2時に出かける。
15分に受付に着いたが、そこで早速アメリカの洗礼を受ける。
お姉さんも患者さんものんびり。
私の前に2人しかいなかったのに、受付で問診票をもらうまでに20分もかかってしまった!!!
問診票をもらって、「85番の部屋の前で待ってて」と言われ、言ってみたが、
そんな番号の部屋はない。
受付に戻り、「85番はないよ」と言うと、
「あれ?なかった?そう?じゃぁ、その近くの番号のところで待ってて」と。
適当すぎる!!
問診票を書きながら待っていると、お菓子や食べ物を売る人が次々とやってくる。
「Candy! Candy! Candy!」
「Water! Water! Water!」
制服を着ている病院の販売係の人もいれば、私服でただ売りに来ている人もいる。
待っている間に何人来ただろうか?
問診票の内容もすごい!!
「毎日、歯を磨きますか?」
「家にGunはありますか?」
「家は、安全だと思いますか?」
何だこれ?
30分以上経ち、やっと私の名前が呼ばれた。
最初の質問は、
「英語で大丈夫か?」
問診票にも一番上の方に、言語を書く欄があったし、
診察室の壁にも、言語と通訳の連絡先リストがあった。
この病院に、日本語の通訳はいないらしい。
看護師のお姉さんが、身体測定と少し質問をした。
この段階では、病院に来た理由は聞かれなかった。
何度も、「最近、ドラックはやっていないか?」
と、聞かれたのが、面白かった。
身体測定が終わり、また待ち。
お医者さんと患者さんのお話の時間はとてもとても長い。
患者さんが先生の部屋に入ったら、30分以上は出てこない。
1時間以上待って、
やっと先生に呼ばれた。
ベトナム人の若いお兄ちゃん。
アジア人というだけで、安心する不思議。
ここで初めて、今日ここに来た理由を聞かれる。
私「妊娠してるっぽい。」
先生「どうしてそう思うの?」
なんだ?このアメリカ的な質問は?
私「検査薬で陽性だった。」
先生「OK。最後の生理が始まったのは、いつ?」
私「うーん。多分、8月の終わりぐらい。」
昨日手帳を見てみたけど、8月の生理の日を付けてなかった……けど、あった気が……。
問診が続く。
ここでも、「最近、ドラッグをやってないか?」と何度も聞かれる。
そして、ぴよくんを外して、私だけに、
「ドラックはやっていないか?」
「父親は彼で間違いないか?」
「生む気なのか?」
と質問される。
そして、先生に、水曜日に日本に帰って、1ヶ月帰ってこないことを相談してみる。
すると、アメリカらしいこんな言葉が帰ってきた。
「もし、あなたの体調が悪ければ、病院に行けばいい。でも、あなたの体調が良ければ、赤ちゃんが無事に成長しているということだから、行かなくてもいい。帰ってきてすぐに行けるように産婦人科にアポをとっておくから、心配しないで」と。
そりゃそうだ!
その後、ラボ(実験室という意味)で、血液検査と尿検査。
この時すでに5時過ぎ。
終わって診察室に戻り、検査結果を待つが、なかなか結果がアップデートされない。
先生も、「おかしいね〜」ってことで、看護師さんに確かめに行ってもらう。
その間、「飛行機に乗るのはいいけど、ダイビングやロッククライミングなどはしないでねぇ」など、色んなアドバイスを貰う。
結局、「5時過ぎちゃったから、ラボの人たち、帰っちゃったみたいで、結果は今日出ないみたい。明日メールするね〜。Have A Safe Trip!」と言われ、帰された!!
「お〜〜〜い!」
「結局今日は、何も判明しないのですか〜〜?」
ということで、少しがっかりして家に帰りました。